海外旅行の「液体の持ち込み制限」を初心者向けにわかりやすく解説!

海外留学/旅行


そんなふうに、お悩みではありませんか?


今回はそういった疑問にわかりやすくお答えします。


この記事を解説している私は、カナダとニュージーランドで2か国留学を経験し、現在はオーストラリア留学に向けて準備中。海外旅行が好きで様々な国に出かけた結果、液体物関連の規制をマスターしたのでその方法を紹介します。

海外旅行での液体の持ち込み規定をわかりやすく!

海外旅行へ行く場合、国際線を利用しますが、国際線では液体を持ち運ぶ際の厳しい制限が設けられています。ここで重要なのは、液体を「機内へ持ち込む場合」と「液体を預け入れ荷物に入れる場合」で制限がちがうということ。それぞれ解説していきます。

①液体物を機内に持ち込む場合の制限について

100ml(g)を超える容器に入った液体物、総量1Ⅼを超える液体物は航空機内への持ち込みが禁止されています。

①-1 パッケージ方法にも決まりがあります!

それぞれ100ml(g)以下の容器を使う
容量1Ⅼ以下のジッパーの付いた透明プラスチック製袋を使う
 ※透明のプラスチック袋に入っていないと持込み不可

透明プラスチック袋はマチ付き不可、サイズ目安は縦横の合計が40㎝です。持ち込みは1人につき1つまでとなっています。
※【成田空港】液体物の持ち込みについて(国際線)引用

②液体物を預け入れ荷物に入れる場合の制限について

預け入れ荷物の場合は、100ml(g)を超える液体物でも持ち込むことができますが、下記の制限が設けられています。

アルコール度数が24%~70%のものは5Ⅼまで
化粧品類(香水や化粧品スプレーなど)は、1つの容器が0.5kg(Ⅼ)まで、総重量2kg(Ⅼ)まで

その他に爆発の恐れがあるものや燃えやすいものは預けることができません。

②-1 免税範囲に注意

預け入れ荷物に酒や香水などを入れる場合、免税範囲にも注意しなければなりません。免税範囲は、以下の通りです。免税範囲を超えると、税関で申告及び税金の支払いが必要になります。

酒類は3本(1本あたり760ml)まで
香水は2オンス(56ml)まで

そもそも液体に含まれるものって?

液体物に含まれるあれこれ

画像は、成田空港が出している持ち込み禁止液体物の代表例です。クリーム、ジェル、缶詰、スプレー、歯磨粉なども「液体物持ち込み制限」の対象となります。スティック状のリップクリームは持ち込み可能です。

液体に含まれるかどうか確認が必要なものがある場合は、「規制の対象になる液体物リスト」で確認しておきましょう。

規定内で液体を持ち込むには?

簡単に持ち込む方法

手荷物として液体物を持ち込む場合は、100ml以下の容器に入れた液体類を1L以下のジッパー付きプラスチック袋にすべて入れる必要があります。

そんな細かくサイズ規定されても困る…という方のために、通販で海外旅行用の液体物ケースが販売されています。機内持ち込みに対応しているので、事前に購入して準備をしておくことをおすすめします。

国内線の場合は?

国内線の場合は、国際線ほど規制が厳しくないため、量的制限はありません。

詳しくは、機内持ち込み・お預入れ手荷物における危険物について(国土交通省)をご覧ください。航空会社のお問い合わせ先や機内持込み・お預け手荷物における危険物の代表例の一覧表などが掲載されています。

海外旅行の「液体物の機内持ち込み」要点まとめ


液体物の持ち込み制限を事前に理解し、対策をしておかないと、用意したものが没収されてしまったり、検査に時間がかかってしまったりと旅行前にショックなことが起きます。事前に準備をして、賢く旅行を楽しんでください(*^^)v

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