スウェーデンのノーベル賞博物館へ行ってみた感想を紹介

スウェーデンの首都であるストックホルムを訪れた際にはぜひ立ち寄りたいスポット「ノーベル賞博物館」へ行ってみた感想や館内の様子を紹介しています。

最後にチケットのお得な買い方も紹介しているので、よろしければ参考にしてみてください。

スウェーデンのノーベル賞博物館へ行ってみた感想を紹介

ノーベル賞博物館を訪れた感想

ノーベル賞博物館を訪れた感想は、普段はあまり馴染みのないノーベル賞について考えたり、ノーベル賞受賞者の研究を覗き見たりすることができ、とても興味深い場所でした。研究に使われたものが寄贈されていたり、メモが残されているものもあり、そこに研究者がいたことを容易に想像させてくれ、いつの時代かにタイムスリップしたかのようなドキドキする感覚でした。

展示や説明は全て英語で書かれているので、専門用語は翻訳アプリを活用しながら進みました。展示されているすべての物を読んで理解するのはかなり難易度が高いですが、特に自分の興味のある分野や日本人の名前、サインなどを見つけると嬉しくなり時間をかけて読みときました。個人的には、ブラックホールや人間とは何か、人間の細胞に関する研究が興味深かったです。

ノーベル賞博物館でできること

音声ガイドを活用する

ノーベル賞博物館では、音声（英語）によるガイドを聞くことができます。館内にあるパンフレットのQRコードを読み取って音声案内（英語）を聞いたり、英語によるガイドツアーに参加したりすることができます。英語ガイドツアーは開催時間が決められているので、事前にチェックしてください。

公式ホームページを開き、右上の３本線のマークをクリック、「Visit the museum」の中の「Guided Tour」で時間を確認することができます。入場料や期間限定イベント、カフェの様子なども確認することができます。

カフェで休憩する

ノーベル賞博物館には、「Bistro Nobel」という落ち着いた雰囲気のカフェも併設されています。カフェの椅子は、すべて歴代の受賞者のサイン入りとなっています。是非椅子の下側を覗いてみてください。カフェとお土産ショップの間には日本人のサインがかかれた椅子が展示されていました。

お土産やさんを物色する

ノーベル賞博物館にはお土産屋さんも併設されており、ノーベル賞にちなんだ様々なお土産を購入することができます。特にノーベル賞メダルをイメージしてつくられたまるいチョコが人気です。また通販やその他の出店などは一切行っていないため、博物館で販売されているものはここでしか手に入らない貴重なお土産になります。

なんと、アルファ・ノーベルの遺言のレプリカも販売されており大人気でした。私はお土産に本にはさむ用のしおりを購入しました。黒色でノーベル賞博物館らしいクラシックなデザインが施されておりお気に入りです。千円ほどで購入しました。

ノーベル賞博物館ってこんなところ

博物館の歴史

博物館は、2001年にノーベル賞100周年を記念してオープンしました。博物館では、ノーベル賞、アルフレッド・ノーベル、そして1901年から今日までのノーベル賞受賞者について紹介しています。特にアルフレッド・ノーベルに関する展示が多く、彼の研究を紹介する映像が数多く残されていました。彼のデスマスクや遺言も大切に保管されており、ショーケース越しに見ることができます。

アルフレッド・ノーベルの偉大さがしっかりと伝えられている一方で、事前に彼についてある程度知っておかないと作品の面白さをしっかりと感じることができません。少しでも事前情報を取り入れておくことで、博物館を訪れた際により楽しむことができます。

また寄贈品や展示、映像からノーベル賞受賞者の生活や研究をのぞくことができます。日本人のサインや日本人から寄贈された本も見つけることができます。

アルフレッド・ノーベルってどんな人

アルフレッド・ノーベル(1833-1896)は、サンクトペテルブルグ、ストックホルム、パリに暮らした国際者で、ダイナマイトの発明家として有名です。天才的な発明で、常に問題に対する新しい解決法を見つけました。

企業家であり理想主義者でもあったアルフレッド・ノーベルは、自身の巨額の財産を、人類に最も大きな功績を残した者に賞として与えるよう遺言を残しました。つまり、ノーベル賞という賞を作った人物がアルフレッド・ノーベルです。

ノーベル賞は1901年に始まり、現在まで続いています。これ程多くの分野を対象とする賞はめずらしく、国籍を全く考慮せずに受賞者を選考する賞も他にないため、当初から注目を集めました。

ノーベル賞博物館の詳細情報

住所：Stortorget 2, 103 16 Stockholm, Sweden
電話番号：08-534 818 00
【９月～３月】
月曜日: 休業
火曜日: 11–17
水曜日: 11–17
木曜日: 11–17
金曜日: 11–21
土曜日: 11–17
日曜日: 11–17

【４月～５月】
月曜日: 休業
火曜日: 11–17
水曜日: 11–17
木曜日: 11–17
金曜日: 11–21
土曜日: 10–18
日曜日: 10–18

【６月～８月】
月曜日: 10–19
火曜日: 10–19
水曜日: 10–19
木曜日: 10–19
金曜日: 10–21
土曜日: 10–19
日曜日: 10–19

※最終入場
火曜日～木曜日: 16:45
金曜日: 20:45
土曜日～日曜日: 16:45

事前チケット割引

私は事前に下調べすることなく入り口でチケットを購入したら140クローネでしたが、trip.comで事前に購入すると1,600円ほどで購入することができました。Googleマップで博物館を検索すると各サイトのチケット価格が表示されるので、最もお得に購入できるサイトから購入することをおすすめします！

最後に

いかがでしたか？ノーベル賞について深く知りたい人から、ちょこっと立ち寄りたい人まで幅広く楽しむことができます。カフェやお土産ショップもあって、お子様ずれでも楽しむことができます。またカフェでは、最後の晩餐会で提供されるデザートも味わうことができます。

最後に、博物館前の広場もレストランや水場があってとてもきれいな街並みです。私が訪れたのは9月初旬のよく晴れた日です。世界中から観光客が集まるためか、平日にもかかわらず広場にはたくさんの人がいました。ベンチに座って休憩したりレストランで食事を楽しんだりすることもできるので、博物館を訪れた際は広場に広がる北欧の雰囲気を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

周辺にはレストランやお土産ショップ、人気な観光スポットなども点在しています。ぜひ北欧旅行を存分に楽しんでみてください！

最後までお読みいただきありがとうございました。