ACCは、ニュージーランドで働く人々の給与や国の財源による基金で成り立っている制度です。対象者は観光客などの短期滞在者を含むニュージーランドにいるすべての人で、申し込みは必要ありません。
さらに詳しくACC制度について解説した記事は、以下の記事をご参照ください。
≪ACC制度ってなに?ニュージーランドでけがをしたらこれを読んで≫ニュージーランドのACC制度とは?ニュージーランドのACC制度について、実際に合った事例とともに解説しています。
この記事を書いている私は、ニュージーランドでワーキングホリデー生として寿司屋でアルバイトをしているときに腰を痛め、約2か月間仕事を休みました。その時に病院からもらった診断書や実際に支払われた給料補償などもあわせて紹介します。
☑本記事の内容 ・ACCへの給料申請方法 ・診断書の見本 ・ACCによる給料補償の詳細
ACCへの給料申請方法
医師からもらった診断書をMy ACCに登録し、申請を行います。申請はすぐに終わるので、医師から診断書をもらったらすぐに申請を行いましょう。
My ACCに登録する
今までにMy ACCを利用したことがない方は、まずMy ACCに自身の情報を登録します。登録には「registration code」が必要になります。けがが原因で病院にかかると、病院がACCに申請をしてくれるので私たちが行うことは特に何もありません。その後、ACCからメッセージで「registration code」が送られてくるので、My ACCへの登録手続きを行います。
My ACCにログインする
すでにMy ACCに登録済みの方は、My ACCにログインします。ログイン画面はこちらです。
①メールアドレスを入力する。
②パスワードを入力する。
③ログインする。
診断書(medical certificate)をアップロードする
①書類をアップロードするをクリックし、写真またはファイルから診断書を添付します。
②「next」をクリックして次へ進みます。
My ACCにログインすると、下記のような画面になるので、下へスクロールします。
下へスクロールすると下記の画面になります。矢印部分をクリックして、診断書をアップロードします。新しい診断書をもらい更新したい場合も、ここからアップロードすることができます。
①診断書をアップロードする。
①「Send」をクリックして診断書のアップロードは終了です。
「Support」から給料補償申請をする
ACCは、給料以外にタクシー代や子どもの世話にかかる料金など、自分がけがをしたためにお金をかけざるを得ない場合の様々なサポートを行ってくれます。1番上の「Support」→「Get Support」の中から、自分の受けたいサポートを申請することができます。
今回は給料補償申請を行いたいので、「Get Support」→「Weekly Compensation」を選択します。※私はすでに申請済みのため以下の一覧の中に表示されていませんが、初めての方は1番上に表示されています。
①「Weekly Compensation」を選択し、現在どれくらいの頻度で働けているかと、「My work details(仕事の詳細)」、「My payment details(受取口座)」を入力します。これをもとにACCが毎週いくらの給料手当を振り込むか計算します。セカンドジョブがある場合は、セカンドジョブの情報も入力します。
診断書の見本
以下は、私が実際にもらった診断書になります。1枚目が職場に提出するための診断書、2枚目がACCに申請するための診断書になります。
ACCによる給料補償の詳細
以下は私がACCに給料補償申請を行い、ACCが補償した給料の詳細です。1月29日~2月4日までの給料補償として、726.40ドルから税金の119.38ドルを差し引いた607.02ドルを2月9日に振り込みますという内容です。
下部の「どのように給料を計算しているのか?」というところをクリックすると、下記のように出てきます。
青い四角の中には、「怪我により 1 週間以上働けなくなった場合、怪我前の収入の最大 80% を週ごとの補償金として支払います。 毎週の報酬の計算方法の詳細については、当社の Web サイトで確認するか、当社までお問い合わせください。」と書かれています。
ACCへの給料補償申請の解説はこれで終了です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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