オークランドでジブリ作品「君たちはどう生きるか」を鑑賞【映画館も紹介】

日本で話題になっているジブリ作品“君たちはどう生きるか”を見に行ってきました。

ニュージーランドの映画館情報と一緒に、ネタバレなしの感想を紹介します。

ニュージーランドの映画館

ニューマーケットにあるイベントシネマでジブリ作品“君たちはどう生きるか”を見てきました。見たのは日本語吹き替え版英語字幕。英語音声もありましたが、まだまだ私にとってはハードルが高いです。

写真は映画館のエントリー部分。とても素敵な空間でした。このエリアは誰でも入ることができ、これより奥にチケットを確認するお兄さんが立っていました。

チケット料金は大人1人24ドル、学生料金は22.5ドルでした。語学学校へ通うフラットメイトは学生料金を選択。機械でチケットを購入したためか、学生証などのチェックはありませんでした。

別の映画館で同じ映画を鑑賞した友人が、自分はチケット料金が19ドルだったと教えてくれました。IMAXでなくても、映画館や座席の種類などによって料金が変わるのかもしれません。

フードメニューはインターネットに記載されていたものとは違い、スイーツメニューなどはありませんでした。インターネットには串餃子やワッフル、サンデーなどがありましたが、イベントシネマにあったのはポテトフライとミニハンバーガー。チョコレート菓子やアイスクリームは個包装で販売されていました。

フラットメイトはニュージーランドのクマラ（さつまいも）フライとチョコレート菓子をオーダー。ちなみにドリンクはペットボトルでの提供でした。

チケット売り場にあるフードカウンターでフードを頼むと、映画に記載されたシート番号を確認されます。座席でしばらく待っていると、映画が始まる直前にオーダーしたものを席まで届けてくれました。揚でたてのクマラフライ、ポテトフライよりも甘みがあり、とてもおいしかったのでおすすめです。

一番驚いたのは座席のクオリティ。椅子は広くて柔らかく、手置きも2人分しっかりありました。リクライニングとまではいきませんでしたが、日本のように狭くてかたい椅子とは全く違いました。手置きがテーブルのようになっており、ポップコーンや荷物を置くことができます。

さらに料金が高めに設定された部屋で映画を観る場合は、カップルシートやリクライニングシートも可能です。

お住いの家や学校へ通っている方は学校帰りに寄れる映画館など、ご自身の生活範囲に合わせて映画館を選んでみるといいと思います。オークランドではイベントシネマが強いです。オークランド内に何ヶ所か点在しています。

住所：44 Lorne Street, Auckland CBD, Auckland 1010, New Zealand

住所：77 Broadway, Newmarket, Auckland 1023, New Zealand

住所：LynnMall, 3058 Great North Road, New Lynn, Auckland 0600, New Zealand

住所：Level 4 Westcity, Edsel Street, Henderson, Auckland 0612, New Zealand

住所：34 Maki Street, Westgate, Auckland 0814, New Zealand

ジブリ作品は、どの作品にも強い個性があり心に刺さるものがあります。個人的には、千と千尋の神隠しで千尋のお父さんが車を運転して、森の奥へ進んでいき、トンネルに踏み込む場面を見るたびに、複線のたくさんあるどこまでも深い作品だなと感じます。

今回の「君たちはどう生きるか」も千と千尋の神隠しに近い感覚を感じました。作品への評価は賛否両論で、否定的な意見を持つ人も多いそうですが、私はこの作品を映画館で見ることができてよかったと思います。個人的に、かなり強い衝撃の作品で、考えさせられるところがありました。

宮崎駿監督が、どのような思いを込めて、映画を見る人に何を伝えたくて作成した映画なのかとても気になります。ただ宮崎駿監督が映画についてコメントすることは一切なく、知る由もありませんが、それもまたジブリ作品の面白いところですね。どう捉えるかは視聴者目線でいいということでしょう。

海外で映画を見ると、日本とは少し違う雰囲気を感じ、とても面白かったです。個人的にはジブリ作品の中でも興味深い作品のレパートリーに加わりそうです。おすすめなので、ぜひ訪れてみてください(*^^)v

最後までお読みいただきありがとうございました。